gsuica

概要

• PaSoRi (MODEL RC-S320) を使って Suica の履歴を表示、保存するためのプログラムです (2012/05/01 更新)。
• PASMO や ICOCA の履歴も (多分) 表示できます。
• 動作には Ruby-GNOME2, Ruby, libpafe (version 0.0.7 以上), libpafe-ruby (version 0.0.7 以上) が必要です。

動作環境

• Ruby-GNOME2 (version 1.1.3 で動作確認)
• GNOME (version 3.2 で動作確認)
• Ruby (version 1.9.3p0 で動作確認)
• PaSoRi MODEL RC-S320

ダウンロード

スクリーンショット

使い方

• 起動して「読込」ボタンを押すと履歴が読み込まれ、表示されます。
• 後述の駅名データを保存してあれば駅名なども表示されます。
• 未登録のデータは「編集(E)」-「編集(E)...」で登録できます。
• 「保存」ボタンを押すと、表示されている履歴を CSV 形式で保存できま す。

駅名データベース

IC SFCard Fanで配 布されている「店舗・駅コード情報データベース」を利用することで、駅名など の表示ができます。下記手順にしたがってデータベースを保存してください。

1. IC SFCard Fanの「サイバネ駅コード調査データベース」から「Excel 形式で保存 (汎用)」でExcel ファイルを入手します。
2. 上記ファイルを StationCode0.csv, StationCode1.csv, StationCode2.csv, StationCode3.csv として文字コードを UTF-8 にして CSV形式で保存します。
   xlhtml を使うと下記のコマンドで CSV 形式に変換できます。

          xlhtml -csv -xp:0 -m ~/StationCode.xls > StationCode0.csv
          xlhtml -csv -xp:1 -m ~/StationCode.xls > StationCode1.csv
          xlhtml -csv -xp:2 -m ~/StationCode.xls > StationCode2.csv
          xlhtml -csv -xp:3 -m ~/StationCode.xls > StationCode3.csv
         

3. データを ~/.gsuica/station_code/ に保存します。
4. CSV への変換、文字コードの変換、所定のディレクトリへのデータの保存 を行うスクリプトを作りました。
   station_code_conv.sh

         sh station_code_conv.sh StationCode.xls
         

   と実行します。

注意

• 駅名などが正常に表示されない場合、プログラム側に問題がある可能性が 大きいと思われます。このプログラムを使用した結果についての問い合わ せは IC SFCard Fan ではなく下記連絡先にお願いします。
• このプログラムは完全に無保証です。

謝辞

• プログラムの作成にあたり、IC SFCard Fan およびPaSoRi/RC-S320 - osdev-j (MMA) で得られる情報を参考にさせていただきました。
• IC SFCard Fan のデータベースを利用することで、駅名などの表示が可能になりました。

Link

• PaSoRi/RC-S320 - osdev-j (MMA)
• IC SFCard Fan
• xlhtml
• Ruby-GNOME2
• GNOME
• Ruby

履歴

• 2012/05/01 version 0.9.1
  • 設定ダイアログを開くときに異常終了していた不具合の修正。
• 2012/05/01 version 0.9.0
  • 最新の Ruby-GNOME2 で動作するように修正した。
  • Ruby 1.9 で動作するようにした (1.8 では動作しない) 。
• 2011/09/10 version 0.05
  • 駅名の検索が正常にできないことがあった不具合の修正。
• 2008/12/27 version 0.04
  • 駅名データベースの仕様変更に対応。データベースは新しいものと差 し替えてください。
• 2008/03/20 version 0.03
  • FeliCa Library のドキュメントを参考に端末種、処理の種類を追加。
  • Suica データの読み込み、駅名データベース参照部分を大幅に書き直し。
  • 駅名データベースの CSV ファイル名を変更 (StationCode1.csv -> StationCode0.csv など) 。
  • xlhtml で変換した CSV データだと正常に読み込めなかった不具合の 修正。
  • 駅名データベースを Marshal で保存し、２回め以降の起動が高速にな るようにした。
• 2008/02/17 version 0.02
  • Felica#foreach を利用するように変更 (libpafe-ruby version 0.0.4 以上を利用してください)。
• 2008/02/03 version 0.01

連絡先

ZXB01226 at nifty.com

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