suica_plugin

概要

• PaSoRi (MODEL RC-S320) を使って Suica の履歴をgraifに保存するための graif プラグインです (2008/12/27 更新) 。
• PASMO や ICOCA の履歴も (多分) 表示、保存できます。
• 動作には Ruby-GNOME2, Ruby, libpafe, libpafe-ruby, graif が必要です。

動作環境

• PaSoRi MODEL RC-S320
• graif (version 1.0.2 で動作確認)

ダウンロード

suica_plugin.rb

ダウンロードしたファイルは「~/.graif/plugins/」にコピーしてください。

スクリーンショット

使い方

• graif の |ファイル(F)|プラグイン(P)|Suica| から起動して「更新」ボタ ンを押すと履歴が読み込まれ、表示されます。
• 「分類」や「アカウント」はカードごとにデフォルトの値を保存しますの で、初めて使うカードの場合は一度「更新」でデータを読み込んでから 「設定」で各種の設定を行い、再度「更新」でデータを読み直してくださ い。
• 今のところ「設定」の「詳細を表示する」は機能しません。
• 後述の駅名データを保存してあれば駅名なども表示されます。
• 未登録のデータは |編集(E)|編集(E)...|で登録できます。
• 「保存」ボタンを押すと、「保存」カラムにチェックされている履歴が保 存されます。もっとも古い履歴の「保存」カラムにチェックされていると その残高が「調整」として保存されます。
• 「更新」ボタンを押したときは前回保存されたデータよりも新しい履歴の 「保存」カラムがあらかじめチェックされています。
• 「分類」、「時刻」、「口座」の各カラムは直接編集できます。

駅名データベース

IC SFCard Fanで配 布されている「店舗・駅コード情報データベース」を利用することで、駅名など の表示ができます。下記手順にしたがってデータベースを保存してください。

1. IC SFCard Fanの「サイバネ駅コード調査データベース」から「Excel 形式で保存 (汎用)」でExcel ファイルを入手します。
2. 上記ファイルを StationCode0.csv, StationCode1.csv, StationCode2.csv, StationCode3.csv として文字コードを UTF-8 にして CSV形式で保存します。
   xlhtml を使うと下記のコマンドで CSV 形式に変換できます。

          xlhtml -csv -xp:0 -m ~/StationCode.xls > StationCode0.csv
          xlhtml -csv -xp:1 -m ~/StationCode.xls > StationCode1.csv
          xlhtml -csv -xp:2 -m ~/StationCode.xls > StationCode2.csv
          xlhtml -csv -xp:3 -m ~/StationCode.xls > StationCode3.csv
         

3. データを ~/.gsuica/station_code/ に保存します。
4. CSV への変換、文字コードの変換、所定のディレクトリへのデータの保存 を行うスクリプトを作りました。
   station_code_conv.sh

         sh station_code_conv.sh StationCode.xls
         

   と実行します。

注意

• 駅名などが正常に表示されない場合、プログラム側に問題がある可能性が 大きいと思われます。このプログラムを使用した結果についての問い合わ せは IC SFCard Fan ではなく下記連絡先にお願いします。
• このプログラムは完全に無保証です。

謝辞

• プログラムの作成にあたり、IC SFCard Fan、 FeliCa Library およびPaSoRi/RC-S320 - osdev-j (MMA) で得られる情報を参考にさせていただきました。
• IC SFCard Fan のデータベースを利用することで、駅名などの表示が可能になりました。

Link

• PaSoRi/RC-S320 - osdev-j (MMA)
• IC SFCard Fan
• FeliCa Library
• xlhtml
• Ruby-GNOME2
• GNOME
• Ruby

履歴

• 2012/08/17 version 0.07
  • graif 1.0 対応
• 2008/12/27 version 0.06
  • 駅名データベースの仕様変更に対応。データベースは新しいものと差 し替えてください。
• 2008/03/20 version 0.05
  • FeliCa Library のドキュメントを参考に端末種、処理の種類を追加。
  • Suica データの読み込み、駅名データベース参照部分を大幅に書き直し。
  • 駅名データベースの CSV ファイル名を変更 (StationCode1.csv -> StationCode0.csv など) 。
  • xlhtml で変換した CSV データだと正常に読み込めなかった不具合の 修正。
  • 駅名データベースを Marshal で保存し、２回め以降の起動が高速にな るようにした。
  • 特典チャージ対応
• 2008/03/15 version 0.4
  • 駅名データの保存が出来なくなっていた不具合の修正。
• 2008/02/17 version 0.3
  • Felica#foreach を利用するように変更 (libpafe-ruby version 0.0.4 以上を利用してください)。
  • version 0.2 で駅名などの登録が出来なくなっていた不具合の修正。
  • 物販の場合に記録されている時刻を無視していた不具合の修正。
• 2008/02/03 version 0.2
  version 0.2 を使用する場合、libpafe, libpafe-ruby は 0.0.3 以上の version を利用する必要があります。
• 2008/01/14 version 0.1

連絡先

ZXB01226 at nifty.com

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