Ngraph-gtk (Version 6.03 更新終了)

概要

このバージョンは更新を終了しました。新版をご利用ください。

スクリーンショット

screen shot

ダウンロード

sourceforge からダウンロード出来ます。

インストール

Debian GNU/Linux squeeze

Debian パッケージをダウンロードして dpkg でインストール出来ます。

Windows

Windows 用インストーラをダウンロードして実行してください。

その他

ソースをダウンロードしてコンパイルしてください。

コンパイル

Windows

MinGW, Windows 用にコンパイルされた GTK+ などが必要です。mingx/install.txt に簡単なドキュメントがあります。

Unix, Linux

$ ./configure --enable-japanese
$ make
# make install

デフォルトの欧文フォントに Times New Roman, Arial, Courier New を指定 しています。関連するパッケージ (debian squeeze なら ttf-mscorefonts-installer) のインストールをおすすめします。

注意

debian パッケージの作成

ソースを展開したディレクトリに移動して、下記コマンドを実行すれば debian 用のパッケージが作成されます。

$ dpkg-buildpackage -rfakeroot

オリジナルとの主な相違点

GNU autotools 対応

"./configure --enable-japanese --enable-new_math; make; make install" でコンパイル、 インストールを行えます。

インストールディレクトリ

GNU autotools の標準的なディレクトリ構成にしたがって下記のよう にインストールされます。

  • 実行ファイル:$prefix/bin
  • マクロ:$pkglibdir (/usr/local/lib/Ngraph-gtk など)
  • 設定ファイル :$sysconfdir (/usr/local/etc/Ngraph-gtk など)
  • ドキュメント:$prefix/share/doc/Ngraph-gtk
ユーザごとの設定ファイル

~/.Ngraph に設定ファイル、履歴が保存されます。

レジェンドテキスト、変換数式入力欄での補完対応

入力履歴を保存して、次回以降の入力時に補完を行うことが出来ます。

描画内容の保存

描画の結果は Ngraph 内部に画像データとして保存されます。従来よ りもデータファイルの再読み込みが必要になる場面が減ると思います。そ の代わり、描画中の様子が表示されなくなりました。

複数のデータファイルの同時オープン

データファイルを開くときに複数のファイルを同時に指定できるよう になりました。

マウスホイール対応

マウスホイールで画面のスクロールなどができるようになりました。

レジェンド拡大縮小時の線幅、線種

レジェンドを拡大、縮小する際に線幅、線種を保持するかどうかを選べ るようにしました。

データファイル埋め込みオプション

データファイル埋め込みオプションを解釈する際、行頭にコメント文字 がある場合は無視するようにしました。

ドラッグ & ドロップ対応強化

ファイルをビューアウィンドウにドラッグ & ドロップするとグラ フを開いたり、データファイルを開いたりできます (従来と同様)。文字列 をドラッグ & ドロップすると新しいレジェンドテキストを作成できま す。

Information window、Coordinate window の機能強化

それぞれのウィンドウの内容をクリップボードにコピーしたり、ビュー アウィンドウにドラッグ & ドロップすることが出きるようになりまし た。また、Information window の内容は過去のフィッティング結果をさか のぼって表示できます。

readline patch 対応

Ngraph readline patch を標準 で組み込んでいます。

スクリプト向けの機能強化

menu::focused で現在フォーカスされているオブジェクトのリストを 得ることが出来るようにしました。

version gtk-02 で機能追加

描画の進行状況表示

描画の進行状況をプログレスバーで表示するようにしました。また、 描画中断のチェックをより頻繁に行うようにしました。

自動再描画時のファイル再読込

再描画で自動的にファイルを読み込む際、自動的に読み込むファイル の最大データ数を指定できるようにしました。

矩形レジェンドの位置、サイズ指定

矩形レジェンドの設定ダイアログで右下の座標の代わりに矩形の幅と高 さを指定するようにしました。

複数のオブジェクトのフォーカス

ビューアウインドウで SHIFT を押しながらクリックしたり、データウィ ンドウやレジェンドウィンドウで SHIFT+SPACE を押すことで複数のオブ ジェクトを選択できるようにしました。

オブジェクトのアライメント機能

複数のオブジェクトを選択した際にビューアウィンドウの右クリックメ ニューで選択されたオブジェクトの位置合せを出来るようにしました。

version gtk-03 で機能追加

アンチエイリアス

描画バックエンドに cairo ライブラリを使用することでビューアウィ ンドウに表示される図のアンチエイリアスの有無を選択できるようになり ました。

PS, EPS, PDF, SVG, PNG ファイルの出力

cairo ライブラリを利用することで、外部ドライバの助けを借りずに PS, EPS, PDF, SVG, PNG の各形式ファイルの出力が可能になりました。

複数のデータファイルを一つのデータファイルにまとめて出力

|出力|データファイル| で複数のデータファイルをまとめて一つのファ イルに出力出来るようにしました。

version gtk-04 で機能追加

長さ、角度、文字サイズの単位

長さ、角度、文字サイズの指定を (1/100 単位でなく) mm, 度, ポイ ント単位で行うようにしました。

Data window, Axis Window でのパラメータ直接編集

一部のパラメータについては Data window, Axis Window で値を直接 編集出来るようにしました。

選択ウィンドウの項目整列機能

選択ウィンドウや変換数式ウィンドウで id やプロパティによる整列 が出来るようになりました。

version gtk-06 で機能追加

データ設定ウィンドウのデータファイルプレビュー

プレビューの表示行数を変更出来るようにしました。また、行番号を表 示するようにしました。

データファイル読込の高速化

version gtk-07 で機能追加

ドラッグ & ドロップ対応強化

Viewer window に GRA ファイルもドラッグ & ドロップ出来るよ うにしました。また、data window, merge window にもそれぞれデータファ イル、GRA ファイルをドラッグ & ドロップ出来るようにしました。

外部ビューアの機能強化

外部ビューアとして従来のものに加え GtkPrintOperation のプレビュー 機能を選択出来るようにしました。

スクリプト向けの機能強化

menu::print で印刷を行えるようにしました。

version gtk-08 で機能追加

オブジェクト操作の高速化

オブジェクト、オブジェクトフィールドの探索にハッシュを使用する ことで、オブジェクトの操作が若干高速化されました。

データファイル読込の高速化

数式変換で下記の以下の定数 "NUM" "MINX", "MINY", "MAXX", "MAXY", "SUMXX", "SUMYY", "SUMXY", "SUMYX", "SUMX", "SUMY", "AVX", "AVY", "SGX" を使用している場合、データファイルを2回読み込む必要が ありますが、最初に読み込んだときの値を記憶し、データファイルの mtime やデータの設定が変わらない限り記憶した値を使うようにしました。 また file オブジェクトの以下のフィールド"dnum", "dminx", "dmaxx", "davx", "dsigx", "dminy", "dmaxy", "davy", "dsigy" についても同様に 値を記憶するようにしました。

描画順設定ダイアログの操作性改善

描画順を一つずつ前後に動かせるようにしました。

version gtk-09 で機能追加

スクリプト向けの機能強化

内部コマンドに seq を追加しました。

version gtk-13 で機能追加

スクリプト向けの機能強化

dialog オブジェクトに radio, check, combo, combo_entry の各フィー ルドを追加。demo/encoding.ngp が dialog::combo の使用例になってい ます。

データファイル読込の高速化

マスク行の配列が整列されるようにして、マスクされた行がある場合の データ読込を高速化しました。

version gtk-19 で機能追加

フォント設定ダイアログの追加

GUI でフォント設定を行えるようになりました。

スクリプト向けの機能強化

menu オブジェクトに echo フィールドを追加。information window に 情報を表示させることが出来ます。また dialog オブジェクトにselect フィールドを追加し、選択の初期状態を指定出来るようにしました。さら に dialog オブジェクトの check, radio, combo, combo_entry の各フィー ルドの引数に sarray オブジェクトを指定出来るようにしました (demo/demo.ngp が使用例になっています) 。

version gtk-24 で機能追加

GUI で arc オブジェクトの設定変更

マウスを使って arc オブジェクトの rx, ry, angel1, angle2 の各 フィールドを変更出来るようにしました。

「編集」メニューを追加

「編集」メニューを追加し、「切り取り」、「コピー」、「貼り付け」 の各機能を実装しました。複数起動した Ngraph 間でも、レジェンドのカッ ト & ペーストが可能です。

選択オブジェクトの回転機能

選択した axis, legend オブジェクトを 90° 単位で回転出来るよう にしました。

version gtk-25 で機能追加

legend の位置変更

legend window で x, y の値を直接編集できるようにしました。

選択オブジェクトの反転機能

選択した axis, legend オブジェクト (text 以外) を上下、左右に反 転出来るようにしました。

version gtk-30 で機能追加

目盛数字の描画方向

軸と垂直な方向に描画することが出来るようになりました。この設定 を行ったグラフはオリジナルの Ngraph で読み込むことは出来ません。

version gtk-33 で機能追加

新しい数式変換コードを追加

新しい数式変換コードを追加しました。新しいコードを使用することで 多くの機能追加、変換速度の向上を実現しています。追加機能の詳細はマ ニュアルを参照してください。オリジナルにない数式変換機能を使用した グラフはオリジナルの Ngraph で読み込むことは出来ません。

注意点

更新履歴

詳細はパッケージに含まれる ChangeLog を参照してください。

連絡先

ZXB01226 at nifty.com

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